- お知らせ
RSウイルスに気を付けましょう!
こども園ではRSウイルスに感染して欠席するお子さんが増えています。RSウイルス感染症を正しく知って予防や早めの対応を行いましょう。
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症は、RSウイルスに感染することによって引き起こされる呼吸器の疾患です。RSウイルスは、2歳までにほとんどのお子さんが1度はかかるウイルスです。
特効薬などはなく、治療は基本的に対処療法(病気の症状をやわらげる)を行います。
症状について
RSウイルスの潜伏期間は2~8(多くの場合4~6)日間とされ、「発熱」「鼻汁」「咳」など軽い風邪のような症状が出ます。通常は数日から1週間くらいかけて徐々によくなります。
しかし、重症化すると気管支炎や肺炎の兆候が見られ、中には呼吸困難を起こして入院することもあります。
感染予防対策について
RSウイルスは「接触感染」と「飛沫感染」という感染経路で感染が広がっていくことが知られています。「接触感染」というのはウイルスが付着した手を介して広がり、「飛沫感染」は咳やくしゃみで飛散したウイルスを含む飛沫で感染が広がります。
なお、RSウイルスはテーブルや手すりのような環境表面では数時間生存することができるので、触れた手指で、目・鼻・口を触ることによって伝播することもあります。
そのため、下記の対策の徹底をお願いいたします。
- こども本人、および周囲の人がしっかりと手洗いをすること(アルコールの速乾性手指消毒剤も有効です)
- マスクの着用(咳、鼻水などの症状がある人。マスクができる年齢のこども)
- こどもたちが使用するおもちゃや、触れた場所などの消毒
- 人混みを避ける
こんな時は早めに小児科の受診をお願いします
- 呼吸が苦しそう
- 食事や水分摂取ができない
- 咳や鼻汁が多くなってきた
- 発熱がある